古文字に親しもう【入門クラス】
江戸時代の資料から漢字やかな文字など様々な文字に触れてみよう
人文科学
- 鈴木 良明
- 鎌倉国宝館館長
江戸時代の人々の書いた文字や文章を読んでみたいと思う方々は意外と多くいらっしゃいます。読めそうで読めない文字・文章はストレスが溜まりますが、少し辛抱して慣れ親しめば楽しく読めるようになり、そして、当時の社会や文化にふれることに繋がっていきます。本講座は初めて古文字に触れる方、基礎から学びたい方を対象とします。古文字の読解の基礎を学びながら古文書の読み方を学習します。
- 日程2020/10/14~12/16 水曜
- 時間10:00-12:00
- 会場まなびかん5F第1学習室
- 定員40人(抽選)
- 受講料3600円(全6回)
目的:資料を通して、基礎的な字句の読解の習得とその資料の背景となっている社会や文化を考えてみることを目的とします。
担当者からのメッセージ
古文字に初めて触れる方におススメの入門クラスです。くずし字の基本から学んでみませんか。
カリキュラム
- 10/14 水江戸時代の「本」を読む①
- 10/28 水江戸時代の「本」を読む②
- 11/11 水江戸時代の「本」を読む③
- 11/25 水江戸時代の「本」を読む④
- 12/02 水江戸時代の「本」を読む⑤
- 12/16 水江戸時代の「本」を読む⑥
予備日:12/23(水)
古文字に親しもう【中級クラス】
江戸時代の資料から漢字やかな文字など様々な文字に触れてみよう
人文科学
- 鈴木 良明
- 鎌倉国宝館館長
江戸時代の人々の書いた文字や文章を読んでみたいと思う方々は意外と多くいらっしゃいます。読めそうで読めない文字・文章はストレスが溜まりますが、少し辛抱して慣れ親しめば楽しく読めるようになり、そして、当時の社会や文化にふれることに繋がっていきます。本講座では基本的なくずし字が読める方を対象とします。古文字の読解を学びながら資料の内容の理解を深めていきます。
- 日程2021/01/13~03/24 水曜
- 時間10:00-12:00
- 会場まなびかん5F第1学習室
- 定員40人(抽選)
- 受講料3600円(全6回)
目的:資料を通して、基礎的な字句の読解の習得とその資料の背景となっている社会や文化を考えてみることを目的とします。
担当者からのメッセージ
くずし字は読めるけどもっと古文書に触れてみたい方におススメの講座です。
カリキュラム
- 01/13 水江戸時代の「本」を読む①
- 01/27 水江戸時代の「本」を読む②
- 02/10 水江戸時代の「本」を読む③
- 02/24 水江戸時代の「本」を読む④
- 03/10 水江戸時代の「本」を読む⑤
- 03/24 水江戸時代の「本」を読む⑥
予備日:3/31(水)
松本清張『砂の器』を連載新聞で読む
『砂の器』連載時(昭35)の時代と社会
人文科学
- 藤井 淑禎
- 立教大学名誉教授
新聞連載小説は時代や社会ときわめて密接に関係しています。他方でミステリーとしての『砂の器』には長短さまざまな特徴があり、さらには映像化によっていろんな問題を提起しています。本講座ではそれらの諸問題を主に新聞連載文に基づいて考えていきます。
- 日程2020/10/26~11/30 月曜
- 時間10:00-12:00
- 会場まなびかん5F大学習室
- 定員95人(抽選)
- 受講料3600円(全6回)
目的:日本ミステリーの最高峰である『砂の器』を『読売新聞』の連載紙面で読むことで臨場感を体感することを目的とします。
講師からのアドバイス
どの出版社のものでもいいですから、『砂の器』をお持ちでしたら、持参されるといいと思います。
カリキュラム
- 10/26 月新聞連載文と単行本
- 11/02 月読者の推理
- 11/09 月刑事の推理
- 11/16 月清張と当時の文壇
- 11/23 月小説と映像化
- 11/30 月昭和35年問題
予備日:12/14(月)
古事記よもやま話
人文科学
- 菅野 雅雄
- 古事記学会理事
『古事記』のテキストを読みながら、天皇の御名・宮都・宝算・御陵、さらには系譜などについて個別に資料をつくり整理します。そして、より一層日本古代の歴史・社会についての理解を深めることをはかります。
- 日程2020/10/15~2021/03/11 木曜
- 時間13:30-15:30
- 会場まなびかん5F大学習室
- 定員95人(抽選)
- 受講料6000円(全10回)
目的:『古事記』を知ることによって日本古代史に関する見識を高め、受講者の教養に資することを目的とします。
テキスト:『古事記』倉野 憲司 校注 岩波文庫(960円+税)ISBN:978-4003000113 ※平成25~令和元年度市民大学の同講座と同じテキストを使用します。※テキストは各自でご用意ください。
担当者より
菅野先生による『古事記』集大成です!全10回のみ。歴代の受講生の皆様、この機会をお見逃しなく!
カリキュラム
- 10/15 木古事記の神と神話
- 11/05 木天皇の御名
- 11/26 木天皇の宮都
- 12/03 木天皇の宝算
- 12/17 木天皇の御陵
- 01/07 木天皇の系譜
- 01/21 木古事記の系譜
- 02/04 木古事記の成立
- 02/18 木古事記と日本書紀と
- 03/11 木古事記の画く日本の古代史
予備日:3/18(木)
記紀万葉の世界観
人文科学
- 堂野前 彰子
- 明治大学兼任講師
記紀神話や『万葉集』など、古代日本文学に描かれた世界観や時間意識、季節感についてお話します。古代人のくらしに思いを馳せることは、私たち日本人の心の在り方について考えることにも繋がるでしょう。
- 日程2020/11/12~12/24 木曜
- 時間13:30-15:30
- 会場まなびかん5F大学習室
- 定員95人(抽選)
- 受講料2400円(全4回)
目的:神話や伝承、歌を通して、古代人の世界観を知ることを目的とします。
オススメポイント
様々な古代日本文学に少しずつですが、触れることができます。
講師より
一つのテキストに絞らず、さまざまなテキストを紹介して、受講生の皆さんにご興味を持っていただきたいと思っています。
カリキュラム
- 11/12 木疫病と穢(けが)れ ―『備後国風土記』逸文「蘇民将来伝承」を中心に―
- 11/19 木ほととぎすと呼子鳥 ―『万葉集』と『遠野物語』を比較して―
- 12/10 木万葉人の季節感 ― 巻八春雑歌から―
- 12/24 木神話としての「一夜孕み」― 記紀神話の男と女―
予備日:1/14(木)
ベートーヴェンの生涯と音楽
生誕250年を記念して
人文科学
- 安彦 善博
- 元洗足学園音楽大学教授
2020年は、ベートーヴェン生誕250年の年です。この偉大なる楽聖の音楽はいつになっても変わらず、私たちの心を打ちます。この機会にベートーヴェンの音楽を再認識しましょう。多くの音楽も聴きながらお話します。
- 日程2020/10/15~2021/02/04 木曜
- 時間10:00-12:00
- 会場まなびかん5F大学習室
- 定員95人(抽選)
- 受講料4800円(全8回)
目的:ベートーヴェン生誕250年を記念して、彼の人生と作品について学ぶことを目的とします。
オススメポイント
講座中にたくさんの音楽を聴くことができます。
担当より
アニバーサリーイヤーの今年はベートーヴェンを聴きまくりましょう。
カリキュラム
- 10/15 木波乱に富んだベートーヴェンの生涯1
- 11/05 木波乱に富んだベートーヴェンの生涯2
- 11/19 木間奏曲1:ベートーヴェンの使ったピアノ
- 12/03 木ピアノソナタを中心とするピアノ曲
- 12/17 木交響曲を中心とする管弦楽曲
- 01/07 木間奏曲2:ベートーヴェンをめぐる女性と支援者たち
- 01/21 木弦楽四重奏曲を中心とする室内楽曲
- 02/04 木オペラ「フィデリオ」を中心とする舞台音楽、教会音楽と声楽曲
予備日:2/18(木)
名画で徹底解説!ダンテの『神曲』③
『神曲』(天国篇)を巡る旅
人文科学
- 伊藤 淳
- 鎌倉女子大学講師
14世紀に著述された『神曲』は、イタリア詩人ダンテ(1265-1321年)の長編叙事詩で、「地獄」「煉獄」「天国」の三篇からなる中世ラテン文化の総決算の書です。今回は、ダンテとベアトリーチェが宇宙に旅立つ最終篇「天国」を解読していきます。
- 日程2021/01/11~03/22 月曜
- 時間13:30-15:30
- 会場まなびかん5F大学習室
- 定員95人(抽選)
- 受講料6000円(全10回)
目的:ダンテの名作を講読しながら、中世ヨーロッパ思想(宗教、神話、哲学など)を一層理解することを目的とします。
テキスト:ダンテ『神曲』天国篇 平川祐弘訳 河出文庫(980円+税)ISBN:978-4309463179 ※テキストは各自でご用意ください。
担当者からのメッセージ
いよいよ最終篇!第1回目に少し振り返りますので、地獄・煉獄篇を受講した方はもちろん、天国篇からでもご受講いただけます。
カリキュラム
- 01/11 月『神曲』概説
- 01/25 月天国篇 第1歌~第3歌 火焔天と月光天
- 02/01 月天国篇 第4歌~第7歌 水星天
- 02/08 月天国篇 第8歌~第11歌 金星天と太陽天
- 02/15 月天国篇 第12歌~第15歌 火星天
- 02/22 月天国篇 第16歌~第19歌 木星天
- 03/01 月天国篇 第20歌~第22歌 土星天
- 03/08 月天国篇 第23歌~第26歌 恒星天
- 03/15 月天国篇 第27歌~第29歌 原動天
- 03/22 月天国篇 第30歌~第33歌 至高天
予備日:3/29(月)
仏教信仰の受容
人文科学
- 高橋 秀榮
- 元神奈川県立金沢文庫文庫長
仏教の伝来にともない仏像が造られ、信仰が育まれました。この講座では、二つのテーマで、武士と僧侶の信仰世界を学びます。
- 日程2020/12/15~2021/01/12 火曜
- 時間10:30-12:30※講座時間にご注意ください。
- 会場まなびかん5F大学習室
- 定員95人(抽選)
- 受講料1200円(全2回)
目的:日本の仏教に関する基礎的な知識を習得することを目的とします。
担当者からのメッセージ
コロナ禍のなか、仏教信仰についてあらためて学んでみませんか。
カリキュラム
- 12/15 火仏像の造立に託した願い
- 01/12 火渡海入宋僧のおみやげ
予備日:1/19(火)
考古学で巡る古代イスラエルの旅
10日間の遺跡を巡る旅を楽しもう!
人文科学
- 江添 誠
- 神奈川大学非常勤講師
激動の情勢にあってイスラエル国は実際に旅行するにはなかなかハードルの高い国です。本講座では、実際の旅行プランを想定して、一日に訪れる遺跡を一回の講義で紹介しながら、ヴァーチャルな考古遺跡を巡る旅行をしてみたいと思います。
- 日程2020/10/11~2021/02/21 日曜
- 時間13:30-15:30
- 会場まなびかん5F大学習室
- 定員95人(抽選)
- 受講料7000円(全10回)
目的:10日間の旅行プランに沿ってイスラエルを一周しながら、考古遺跡を巡ることで古代イスラエルの歴史を理解することを目的とします。
前年度受講生の声
江添先生の講座は、大変分かり易く、先生も優しく考古学が好きということが良く伝わってきます。機会がありましたら、また江添先生に講座をしていただきたいと思います。
カリキュラム
- 10/11 日1日目 カエサレア、メギド、ハイファ大学
- 10/25 日2日目 ベト・シェアリーム、セフォリス、ナザレ
- 11/01 日3日目 カファルナウム、ガムラ、ヒッポス
- 11/08 日4日目 ティベリア、タボル山、ベト・シャン
- 12/06 日5日目 ベト・アルファ、バプテスマ・サイト、エリコ
- 12/20 日6日目 クムラン、マサダ、死海
- 01/10 日7日目 ベール・シェヴァ、ベト・グブリン
- 01/24 日8日目 ヘロディオン、ベツレヘム
- 02/07 日9日目 エルサレム
- 02/21 日10日目 エルサレム、イスラエル博物館
予備日:3/7(日)
初めての天文学
天文宇宙検定で学ぶ現代天文学入門
自然科学
- 梅本 智文
- 自然科学研究機構国立天文台助教
ここ数年「星のソムリエ®」など天文に関する資格認定制度が盛んになってきました。そのなかに「天文宇宙検定」というのがあります。これは試験に合格すればだれでも資格がとれるというものです。そのテキストブックは天文学を網羅的に学ぶにはたいへん良い教材です。そこで本講座では各章のテーマにそって講義を行うとともに、章末の問題を解きながら理解を深めて行くことで、現代天文学の基礎をやさしく学びます。
- 日程2020/11/07~2021/03/20 土曜
- 時間13:30-15:30
- 会場まなびかん5F大学習室
- 定員95人(抽選)
- 受講料5600円(全10回)
目的:「天文宇宙検定」の章末の問題を解きながら理解を深めて行くことで、現代天文学の基礎を学ぶことを目的とします。
テキスト:『天文宇宙検定公式テキスト2級銀河博士(2019-2020年版)』天文宇宙委員会(1,500円+税)ISBN:978-4769916369 ※テキストは各自でご用意ください。
前年度受講生の声
明解な解説のもとに、宇宙空間の壮大さを入れたビデオによって、あらためて宇宙の大きさが解った。又、講師の方もOK。
担当者より
今回の講座では、第9章は取り上げません。
カリキュラム
- 11/07 土第1章 宇宙7不思議/第2章 太陽は燃える火の玉か?
- 12/19 土第3章 まだ謎だらけ(!)の太陽系
- 12/26 土第4章 十人十色の星たち
- 02/06 土第5章 星々の一生
- 02/27 土第6章 銀河系は何からできているのか?
- 03/06 土第7章 銀河の世界
- 03/13 土第8章 天文学の歴史
- 03/20 土第10章 宇宙における生命
予備日:3/27(土)